白内障の方必見! 手術給付金を”2倍”受け取るには??


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現代の日本人はとにかく忙しいです。サラリーマンやOLなど仕事のある人はもちろんのこと、習い事が目白押しの子供から近所付き合いの広い主婦、病院通いの高齢者まで、老若男女を問わず、まるで何かに追い立てられてるように過ごしています。

”スローライフ”なるものが注目された時期もありましたが、所詮お金にゆとりのある人向けのお話であり、日々の生活でいっぱいいっぱいの我々庶民にはまったくご縁がありません。それでも何とか時間をやくりくりして、遊びに行ったり趣味を楽しんだりしています。現代人にとって、まさに”時は金なり(time is money)”ですが、こと”保険”に限ってはそうと言い切れません。今回は、白内障の手術給付金を”2倍”受け取れる方法をご紹介いたします。

40年勤めた会社を定年退職した65歳のBさん。若いころから登山が趣味で健康には自信がありましたが、年齢の影響か新聞を読むときに目がかすむようになりました。病院へ行ったところ、”加齢性白内障”と診断され、”症状が進んでいたために”水晶体再建術(K282)”という手術を勧められました。手術には入院の必要もなく、両眼を1日で実施できると説明され、せっかちな性格のBさんは、手術実施を即決しました。

初診日から1か月後、予定通り両眼の水晶体再建術を受けたBさん。術後の経過も良好で、Bさんは保険請求を行いました。Bさんの保険は入院日額10,000円・手術88種タイプで、手術番号68”白内障・水晶体観血手術”に該当し、Bさんは手術給付金200,000円)を受け取ることができました。

仮にBさんの保険が公的医療保険連動型タイプだったとしても、”水晶体再建術(K282)は健康保険適用手術であり、お支払い対象となります。では、どうすればBさんは手術給付金を2倍受け取ることができたのでしょうか。

生命保険の約款では、手術給付金について、次のように定められています。

<生命保険約款抜粋>
被保険者が時期を同じくして手術給付金の支払事由に該当する2種類以上の手術を受けた場合には、給付倍率の最も高いいずれか1種類の手術についてのみ手術給付金を支払います。

Bさんは、同じ日に左眼と右眼に対して、それぞれ手術を受けています。左右両眼の2か所に対して手術しているので、手術給付金は20倍×2となるはずです。ところが、上記生命保険約款抜粋の”時期を同じくして”という文言に該当してしまい、左右両眼に対して手術を受けたとしても、1回分しかお支払い対象とならなかったのです。

保険会社の一般的な解釈は、”時期を同じくして”=”同じ日”です。もし、Bさんが今週は左眼、来週は右眼と手術日をずらしていたら、手術給付金は200,000円×2=400,000万円と2倍受け取れていました。Bさんはせっかちな性格がたたり、手術給付金を1回分しか受け取れなかったのは本当に残念です。

左右両眼に対して眼科手術をする際には、リスクヘッジもあり医師から左右別な日の実施を勧められることもあります。しかし、安全性に問題ないと医師が判断したり、時間的に余裕がない場合は、同じ日に実施してしまうことも珍しくありません。

”水晶体再建術”が原因で失明したというニュースは聞いたことがありませんが、同じ日に手術してしまうことで、手術給付金を2倍もらえるチャンスは失っている人は少なからずいらっしゃると思います。お時間に余裕のある人や、お金>時間と考える方は、”水晶体再建術”をする際は、左右両眼を別な日に手術することをお勧めいたします。