子供がほしいと考えている人は必見!"妊活"は医療保険加入のあとで・・・

images (51)images (40)


社会人になったとき、結婚したとき、子供が生まれたときなど、保険加入を考えるような人生の節目は、それほど多くはありません。今回は、結婚して生活も落ち着いてきたし、そろそろ子供がほしいなって考えている人向けです。

待望の妊娠が判明してから、子供が生まれるまで約10か月。市販の妊娠検査薬で陽性、病院に行って医師に確認してもらい、役所に行って母子手帳をもらい、胎動を感じて幸せをかみしめ、急激に大きくなっていくお腹が誇らしくなり、臨月を迎えて感動の対面と、妊娠から出産までには、たくさんの幸せな時間が過ぎていくことでしょう。

一方で、悪阻(つわり)、切迫流産、切迫早産、妊娠糖尿病、帝王切開、最悪は流産など、妊娠初期から出産までには、たくさんのリスクがあります。そのため、子供をほしいなと考え始めた時期に、医療保険への加入を検討する女性が増えています。では、医療保険に加入するタイミングはいつがベストなのでしょうか。

医療保険に加入する際、告知書に”女性で満16歳以上の方は、現在妊娠していますか”という項目があります。多くの保険会社では、妊娠していても医療保険に加入することはできます。ただし、”異常分娩・異常妊娠は除く”ことが加入条件となります。加入後一定の期間、切迫早産・帝王切開などは”異常分娩・異常妊娠”となり、保険のお支払い対象外となります。

仮に、妊娠していることを隠して保険に加入したとしても、”告知義務違反”として保険金は支払われません。では、告知書の該当項目である、”妊娠しているか”はどの状態であり、保険会社は何を基準に判断しているのでしょうか。”告知義務違反”を主張して保険のお支払いをしない場合、立証責任は保険会社側にあります。一般的には、病院を受診して妊娠と診断されているかどうか、が大きな判断基準になります。もし病院へ行く前に、市販の妊娠検査薬で陽性反応が出ていたとしても、保険会社がそれを立証するのは困難です。

”告知義務違反”と同様に保険をお支払わない条件として、”責任開始期前発病”があります。”責任開始期前発病”とは、保険加入前から生じていた疾病はお支払い対象外とする規定です。責任開始期前発病に盾にして保険のお支払いを拒否するには、”妊娠”は”疾病”であり、かつ”保険加入前から妊娠を認識、または自覚していたこと”を、保険会社側が立証しなければならず、非常に困難です。

保険会社が保険契約を解除するには、”詐欺”として”重大事由解除”を主張する方法もあります。”妊娠を自覚していること”は”詐欺”にあたるのでしょうか。最近ではあまり見かけなくなりましたが、モラルリスクを排除するために、”重大事由解除”により保険契約の解除を行うケースもあります。例えば、妊娠7か月の時点で保険に加入。加入後3カ月で帝王切開をして保険請求したとします。仮に病院に病院に行っていなかったとしても、妊娠に気づいていなかったという主張は、一般的に無理があると思います。

妊婦さんが医療保険に加入する最終的なラインは、市販の妊娠検査薬で陽性反応が出て病院に行く前、だと思います。ただし、上記のように”告知義務違反”や”責任開始期前発病””詐欺・無効”を主張され、保険会社が病院へ調査をしたり、直接確認されたりなど、お支払いまでに時間がかかったり、契約を解除される可能性もあります。ただでさえ体調が悪い時期に、できれば無用なトラブルは避けたいものです。

妊婦さん向けの保険もありますが、お支払い条件が複雑なのと、保障がそれほど大きくないので、現在妊娠中の人は、妊婦さん向けの保険ではなく、貯金で対応したほうがよいかと思います。

私がお勧めする医療保険に加入するベストな時期は、”子供がほしいなと思ったとき”です。切迫早産や帝王切開など妊娠期のリスクが心配な人は、思い立ったが吉日です。安心して子作りに専念するためにも、妊活の前に医療保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか。

関連記事